【聖書】

Ⅱコリント3・8

【説教】
「もし塩が塩けをなくしたら」

↓早津栄牧師の説教(三角印をクリックすると声が流れます)

説教「もし塩が塩けをなくしたら」 by Heavens Gate on Mixcloud


スポンサーサイト
↓あらい道の駅で
2014-06-21あらい道の駅

 先回、毛虫の大発生について書きましたが、どうやら木々の緑は再生しつつあるようです。食い荒らされて裸になってしまった木々の先端からまた新しい葉が出て来て、もしかしたら早春の初々しい景観がもう一度見られるのでしょうか?自然界の再生は力強いものですね。そうでなければこの地球は、人類を一万年も養い続けることはできなかったことでしょう。もちろん自然自体が力を持っているわけでなく、造り主なる方の知恵と力によっています。

 しかし自然の再生力のようには人間社会の再生は楽観できません。原発禍からの福島の地の再生について、誰もはっきりとした見通しを描くことができません。自然界が一年ごとに再生するサイクルを持つのに比して、人間のもたらした災いはどれだけの長さを要するのでしょうか。今、シリヤの内戦が収まらない内に、それが飛び火するかのように、イラクが深刻な内戦状態になっています。銃火によって勇ましく進軍する姿の背後に、どれだけの荒廃が一瞬にしてもたらされていることでしょうか。何十万という人々が家と生活環境を奪われています。客観的に見れば、自らが自分たちを破壊している自殺行為そのものですが、銃を持つ人々にはそれが見えず、愚かな高揚感に支配されているのでしょう。

 まさにこれと重なるように、銃を取る国家になることを安倍政権は目指しています。そしてこれを長年来の悲願の改革だと高揚しているようですから、ああ、誰かが水をかけて欲しいとは、多くの人々の思いではないでしょうか。昨日の沖縄慰霊の日式典に於ける、首相の宣言を聞きました。多くの人々にはまったく白々しく聞こえたのではないでしょうか。20万もの人々は、平和のための犠牲者ではなく、愚かな政府と国による暴力の犠牲者です。決して平和のためなどと美化してはならないものです。しかし国は「自分が間違っていました」とは決して言わないのです。このことばの使用を恐れて注意深く封印しています。情けない狭い了見と言わなければなりません。そのような政府と国は、平和という言葉の使用こそ封印すべきではないでしょうか。

【聖書】
ルカ 8・43~48

【説教】
「安心して行く」

 講壇交換として新潟聖書教会の吉澤恵一郎師からお話いただきました。

 吉澤師は柏崎教会の牧師をリタイヤされた吉澤昭男師の長男で、大学卒業後は大学生伝導に献身され、キリスト者学生会(KGK)の専任スタッフとして働かれました。その後、数年前より新潟聖書教会の牧師として牧会の働きに就いておられます。

*吉澤牧師の写真を撮るのを忘れてしまいました。申し訳ございません。

↓吉澤恵一郎牧師の説教(三角印をクリックすると声が流れます)

説教:「安心して行く」 by Heavens Gate on Mixcloud


↓赤く実ったラズベリー(遠藤由明さん撮影)
20140620 ラズベリーS

 先日久しぶりに近くの山へ行ったとき目を疑いました。木々が何か茶色に色づいているように見えて一瞬興奮しました。しかしよく見るとそれは毛虫に食い荒らされた無残な姿でした。今年は毛虫の大発生ということで、一山全体が変色してしまっているほどです。こんな景観は初めてです。毛虫たちが早く孵化して?秋の紅葉までに、先ず森の緑が復元する時間が少しでも長くなりますようにと思いました。改めてこの地球は、毛虫のような小さな昆虫も含めて微妙なバランスの中に保たれていることを思わされます。普段は精巧なバランスに気付きません。しかし少し異変があると、そのバランスの妙に気付きます。神の隠れたみわざは何と謙遜で偉大でしょうか。

↓大量発生したマイマイガの幼虫
maimaiga.jpg


 バランスといえば、今の安倍政権は健全な保守のバランスを失っているように見えてなりません。これは多くの国民の思いではないでしょうか。戦後営々と築かれて来た民主主義と平和の理念というものが、何か改革気取りのお坊ちゃまによって、全く愚かに改革・変更されようとしています。豊かな木の緑を一匹の毛虫が食い荒らそうとしているかのようです。

 戦後多くの人が、もう戦争は終わったと安堵したこと、そして発布された平和憲法に、晴れ渡った青空を眺めるような希望を覚えたと言われています。しかし戦後70年を経て、戦争体験世代の健全な感覚を失いつつあるのも時の流れかもしれません。戦争体験、いや敗戦体験こそ日本の歴史にとって最大の財産ではないでしょうか。日本人は戦争の愚かさを魂に刻みました。この宝を守ることこそ世界に於ける日本の使命であり、健全なバランス感覚だと思います。近代日本は、日清、日露、そして第一次大戦の勝者でした。しかし多くの犠牲を払って勝ったものの、得たものはわずかだといわれます。これもまた教訓です。戦争で得るものなどその犠牲と比べればすずめの涙というべきではないでしょうか。しかし人間はこれを繰り返します。「剣を取る者はみな剣で滅びる」との聖書のみことばは歴史によって何重にも証明されています。それなのに・・・・・。誰でも自らの馬鹿の闇と戦わなければなりませんね。
2014.06.15
【聖書】

ローマ 8・1~30

【説教】
「地上にあってはうめきながら」

↓早津栄牧師の説教(三角印をクリックすると声が流れます)

説教:地上にあってはうめきながら by Heavens Gate on Mixcloud

2014-06-16青田

 入梅となりました。もう少し風薫る5月の良い季節が延長して欲しいと思うのですが、近年は6月に入るとすぐ入梅になるようです。昔はもっと6月の中旬ごろだったと思うのですが、どうでしょうか?しかしこの季節の風情もあります。水田にはしっかり根付いた稲の苗が青々と整然と並びます。空を見上げると灰色ですが、この灰色は紫外線と炎熱から守る水蒸気の膜のようでもあります。自然界にとってはなくてはならない恵みの季節なのでしょう。ですので雨の季節もまた恵みを覚えて楽しみたいものですね。

 国会の方は風雲急を告げているようです。かねての予想のように案の定、安倍首相は今国会中の22日には、集団的自衛権容認を閣議決定しようと、そのスケジュールに間に合わせるように、協議を急ぐようにと指令を出しました。協議というよりも初めから結論有りきのスケジュールであり、そのためのつじつま合わせの名ばかりの協議ではないかとマスコミも疑問を呈しています。その指令を受けた、取りまとめ協議会の座長である高村副総裁の記者会見は、なんとも浮かない顔の歯切れの悪いものに映りました。板ばさみを演じなければならない役回りのかわいそうさを覚えましたが?・・・いや同情は無用でしょう。彼もまた容認論の理屈を考え出した一人ですから。

 普段は、創価学会と一緒の公明党には、どうしても不安と距離を覚えてしまう私たちですが、今回ばかりは、北側副代表が頼もしく思えます。あの頑固そうな顔が頼りですが、それが妥協的な笑顔にならないように祈らずにいられません。盛んに指摘されているように、平和を掲げる公明党にとっても、ここは正念場です。ここでぶれてしまい、目先の連立にからめ捕られてしまうようなら、余計な心配ですが、次の選挙で大きな幻滅と厳しい評価を刈り取ることになるでしょう。つくづく人間にも組織にも高い理念が必要ですね。その理念を一段下げてしまえば、それが現実的だとどれだけ正当化しようとも、人間も組織もいのちと誇りを失ってしまうのです。クリスチャンにとっての理念とは、決して解釈改変してはならない聖書のみことばですね。
 新潟福音放送協力会の「新潟地区ライフラインのつどい」が6月14日(土)午後7時15分から、上越市の春日謙信交流館で開かれました。講師はジャーナリストでクリスチャン新聞編集顧問の守部喜雅(もりべよしまさ)先生です。演題は「黒田官兵衛の愛と真実」でした。

 テーマは2つあり、一つは「憎しみからは何も生まれない」、もう一つは「自分が変わらなければ時代を変えることができない」でした。

 公演の内容はブログ「Yoshy's World」(http://mpec.blog.fc2.com/)に掲載されますので御覧ください。

kanbei1.jpg

kanbei2.jpg


【聖書】

エレミヤ 31・31~34

【説教】
「あなたは新しい人に変えられます」

↓早津栄牧師の説教(三角印をクリックすると声が流れます)

説教:あなたは新しい人に変えられます by Heavens Gate on Mixcloud


ajisai.jpg

 未だ春の名残の中なのに連日の夏日で日本列島が驚いています。特に畑をしている人にとっては恨めしいカラカラ天気でしょう。あまりありがたくない梅雨入りを、今年ばかりは早くと待ち望んでいる人も多いのではないでしょうか。この絶好の天気?の中、教会のバザーも無事終了することができました。例年は、雨が降らないようにと、天気のことが気にかかって、それが大きな祈りの課題でもありますが、今年ばかりは大船に乗ったつもりで前日を過ごしました。暑くてもやはり晴れはいいですね。でも地球規模では、この近未来、深刻な水不足となるのが確実とさかんに報じられていますので、太陽も雨もともに、これを造られた神からの絶大な二つの贈り物ですね。

 さて8年前の女児殺人事件の真犯人が逮捕されました。8年振りに解決の日を迎えることになりました。犯人は長い沈黙を経て自白に至りました。改めて人間の心の闇を考えさせられます。警察はこの人物をマークし、ずっと追い詰めていたとのことですが、決定的な物証不足から暗礁に乗り上げていたとのことです。その間この人物は何食わぬ顔で、その事件現場で生活していたということでしょうか?世間と自分をずっとだまし続けた8年ともいえます。少し前の、パソコン遠隔操作事件の自作自演の犯人とも重なります。こちらの事件に至っては弁護士まですっかりだまされ、無罪を信じて弁護しようとしていたということですから、うその闇は深いですね。

 平気でうそをつくような心理とはいかに?とマスコミは問いかけました。確かにこのような事件を見れば、彼らは特別なうそ人間とレッテルを貼って済ましがちですが、私たちは誰も彼らに多少自分を重ねることができるのではないでしょうか。精神科医のベストセラー作家、スコット・ペックは、人間を、「平気でうそをつく人々」と定義しました。失礼な定義と憤慨するかもしれませんが、胸に手を当てれば、弁解の余地はないでしょう。小さなうその始まりが、さらに大きなうそとなり、無感覚となっていきます。だから私たちはうその始まりを断じて許さないように、誠実に自分と向き合わなければならないのです。
【聖書】

詩篇37篇

【説教】
「そうすれば、主はあなたを高く上げて」

↓早津栄牧師の説教(三角印をクリックすると声が流れます)

説教:そうすれば、主はあなたを高く上げて by Heavens Gate on Mixcloud

水滴

 6月を迎えます。既に一年の折り返し点に入っていることを覚えると、まことに過ぎてみれば月日はあっという間ですね。その速さにすべてのものが飲み込まれて、過ぎ去ったことが早足で消えていくようですが、良い意味での忘却の恵みと、また忘れてはならない記憶すべき恵みを区別して取り出したいものです。折り返し点に当り、改めて過ぎた恵みを取り出し数え、静かに主のみわざを思いめぐらして、これから刻まれる歩みに主の恵みを期待しましょう。

 さて今世界を見れば、紛争・問題が渦巻いているようで、誰も人類の未来は平穏無事に向かっていくとは思えないのではないでしょうか。人類の叡智が平和を作り出すというスローガンは見果てぬ夢であり、大きく試されているといえるでしょう。20世紀の2度の世界大戦という大破壊を経験して、人類はもう戦争はこりごりだと身にしみて学んだわけだと思いますが、次々とまた新しい状況が出現して私たちを揺さぶっているようです。ソビエトが崩壊してそれに続くようにして冷戦が終わった時、大きな対立が溶けて、さてこれから世界はどんなふうに安定していくのだろうと少し楽観したものですが、その後の歩みを私たちが見ているように、とても一筋縄では行かないものですね。

 米ソの2強、そしてアメリカ1強というある種の安定時代を経て、今は特に中国の台頭によって、勢力図が大きく変わっていることが不安定要因だといわれますが、中国だけではなく、アジア、アフリカ諸国の目覚しい成長もまた、勢力図を塗り替えています。1強、2強時代はいわば、抑えられた安定でしたが、今は世界中の国々と民族が、今まで抑えられていたその自己主張を始めたということでしょうか。それは当然なことでありあるべき姿でしょう。少数の調整でよかったものが、今はそれこそその何倍もの調整を問われている時代となりました。ですからますます人類には正義と公正に基づいた叡智が求められています。いやそれ以上に戦争に屈しない愛こそ求められています。これを寝言としない世界のために祈りましょう。