【聖書】

創世記 48・1~16

【説教】
「人生の結論」

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くり

 秋分を迎えます。これから秋の真ん中に入っていきます。短くなる日と競争するようですが、貴重な日中の時間を大切にしながら、秋の恵みを味わいたいと思います。

 祈っていた安保法制の採決が成されてしまい、一種の虚脱感は拭ぐえません。もしかしてと、自民党や公明党の懐広い英断を期待しましたが、終わってみれば、何の味わいもない通りいっぺんの強行採決でした。沈黙した一人ひとりの与党議員はどのような思いでこの期間を過ごしたのでしょうか。彼ら一人ひとりと自民党がこれから真に試されますように、よく見ていかなければなりませんね。参院選挙が一年後にあります。政府の思惑は、これから一年の間に、国民の拒否感情が和らいで、別に問題がないではないかというように忘れられていくを念じていると思いますが、それに流されてしまうほど悲しいことはありません。目覚めた国民力が真に本物であるように、更に成長していくように祈らなければなりません。

 でも今回の法案は、反面教師として国民に大きなチャレンジとなったことは不幸中の幸いです。戦争放棄と国民主権の日本国憲法が、戦後70年をして改めて大きな脚光を浴びるようになったからです。これは多分政府にとっては誤算だったでしょう。困った押し付け憲法だとして、何としても葬り去りたいと念じて、自主憲法制定を悲願にしている自民党にとって、ある意味で憲法に関心が高まることは命取りです。確かに与えられた憲法でもありました。70年間、ある意味で国民は与えられたものの上にあぐらをかいていたのです。自民党は与えられたから悪いという論理ですが、今、国民は素晴らしいものを与えられたと自覚しつつあるのです。そしてこれを自覚的に宝として受け取り、育てようとろうとしています。こうなったからには多分自民党の悲願はならないでしょう。人間は苦労して勝ち取ったものを大切にします。今日本は、憲法を、与えられたものから、苦労して勝ち取ったものへと、粘り強い戦いをするべきことが求められています。
【聖書】

詩篇 71

【説教】
「老人は夢を見る」

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↓コスモスの花とそばの花(信濃町)
2015-09-20コスモスとそばの花S

 ようやく秋らしい天気が少し回復してきたようです。外に出ると何か秋のにおいを感じますね。でも昨今の自然災害や異常気象化の現象を見ると、四季の変化も決まりきった順調なもではないようにさえ思えます。「天高く馬肥ゆる秋」と簡単には高をくくっていられないような感があります。このことはしかし、すべては当たり前ではないという感覚を呼び覚ましてくれるのではないでしょうか。神の恵みを感謝し、いよいよ仰ぎ望むようなそんな厳粛な生き方に招かれていることを覚えたいと思います。

 今回の特に茨城県を中心とする大災害は、安保法案に現を抜かしている政府への警鐘のようにも感じました。国民と国家の安全を守るというなら、もっと足元ともいうべきところにやるべきことが山積しているのではないかと思うからです。この現実と比べたなら、架空ともいえる戦争の危機をあおって、戦争に備えさせようとする法案審議に国会の全精力を注いでいるような有り方は、国民不在のアメリカ下請け国会ではないかと思ってしまいます。

 世論調査は7割もの人々が、法案には現時点で反対と明言できなくても、今国会での可決は拙速だと不安を表明しています。更に法曹界や憲法学者の大半から、憲法違反との断固とした異例な抗議が表明されているにもかかわらず、自分たちが国民を代表して選ばれた者たちだと居直る姿は、つける薬がないという悲しさです。国会の質問の矢面に立たされている中谷防衛大臣の正直なしどろもどろの答弁が皮肉にもせめてもの慰めです。彼は強がることが出来ず、自信無げに、まだまだ整っていない欠陥法案の実態を正直にさらしてくれているからです。政府の矛盾を一身に背負っている彼に同情さえ覚えるのではないでしょうか。それに引き換え、400人もいる他の自民党の面々は一体どんな顔を見せているのでしょうか。国民を代表しているなら、組織の側ではなく個人の側に立たなければなりません。シールズの奥田さんが、どうか一人の個人として考えてくださいと政治家たちに訴えたことは、私たち一人ひとりにも問われている重い重いチャレンジですね。
【聖書】

I サムエル 30・1~8

【説教】
「どんなに闇が深まっても」

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↓そばの花(妙高市内)
2015-09-14そばの花S

 例年の9月にはそぐわない秋雨が続いています。からっとした秋空が待ち遠しいですね。強風や竜巻被害も相次ぎ、火山活動も活発化しているようで、確かに地球は生きていると言うべきでしょうか。でもある意味で地球が生きている生命体だからこそ、ここですべての生命が生かされているとも言えるでしょう。やはり母ともいうべき地球は感謝と畏敬の対象です。もちろん厳密には地球そのものが母ではなく、地球を生かしている天の神こそ、真の父であり母であることは言うまでもありません。

 安保法案がいよいよ山場を迎え、政府与党は出来るだけ波風を立てず、ダメージを少なくしての採決のタイミングを伺っているところでしょう。数の力では法案成立は時間の問題です。何かが動いて欲しい…。これが多くの国民の切実な願いではないでしょうか。先日の自民党総裁選は、その一つの小さな動きになるかもしれないと期待しましたが、思いは届かずでした。改めてますます今の自民党のあり方に幻滅を怒りを覚えました。

 もし強行採決がなされるなら、今度こそ3度目の正直で、自民党と公明党に大きな鉄槌が下されなければと思うものですが、過去2回の選挙で裏切られているだけに楽観はできません。なんとも歯がゆい思いで、民意の当てにならないことを嘆きましたが、でもさすがに今法案をめぐる国民の動きには希望を感じさせられるのではないでそうか。ただお上任せの人間から、新しい日本人が育っているのかもしれません。憲法の産物ともいえるのではないでしょうか。

 私たちクリスチャンは、人生も国も歴史も、神の支配の下にあると信じています。しかもその支配は絶対で確実で、何がどう動こうとも神の御心だけが成るということが聖書の不動の原則です。そしてこれこそがまた私たちの拠り所であり希望です。人生には思うようにならないこと、歯がゆいことが沢山あります。ああ何かが動いて欲しい…とは、いろんな場面の私達の祈りです。どのような中にあっても、特に思うようにならないこときこそ、絶対的な神の御手を待ち望むようにと招かれていることは何と幸いでしょうか。
【聖書】

詩篇 8

【説教】
「あなたの天に思いを巡らせて」

 カナダのトロントで伝道されている村井優人師をお迎えしての礼拝です。村井師は、短期滞在で移動の多い日系人伝道のため、20年以上にわたって奉仕されています。

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↓ヤマハギ(松山で)
2015-09-08ヤマハギS

 9月に入って急に涼しくなりました。半袖で過ごせる期間もあとわずかです。田んぼの景観もまたいつの間にか黄色が目立つようになりました。夏から秋へ。心身ともにうまくソフトランディングできるといいですね。

 先週の日曜日は教会の兄姉と共に安保法制反対の上越デモに参加しました。あいにくの結構な雨となっていまい、傘を差しながらの行進は残念でしたが、雨にぬれながら2キロほどを歩ききりました。発表では上越の参加者は700人ほどとのことでしたが、十分続いた長い行列は壮観で心強いものでした。

 何よりも気になっていたのは国会前はどうだったかということでしたが、夕方のニュースがほんの申し訳程度の映像しか映しださなかったと、朝日川柳で揶揄されていましたが、何らかの規制をかんぐりたくなりますね。

 いよいよ時が迫っている9月ですが、政府は何とか国民の気持ちをなだめる体裁をとりながら、強行突破の方針です。本当に店の御手が動いて欲しいですね。採決と共に国民の気持ちが萎えてしまうことがなく、講義の波がいよいよ粘り強く上げ続けられて、今の政権に再考と修正がもたらされるように祈りたいと思います。

 デモ中、警察の交通規制は協力的だったと思います。デモがしやすいように車道を制限してくれていました。戦前や戦時中だったらありえないことでしょう。このような自由もまた憲法の産物です。この憲法が保証する基本的人権を、制限しようとする自民党の改憲案がちらついている危険を思うと、現憲法の精神をもっともっと味わい大切にしなければと思います。

 この政治的デモ行進と重ねて、教会のことを考えました。ある神学者は「教会とは、キリストの愛と平和の旗を掲げて、この世の人々をこの行列に加わるように招きながら、天の御国を目差してデモ行進している人々」と定義しました。政治的デモは10万人になるかもしれませんが、私たちは少数です。でも誇りを持って、このデモの列にはいつも加わりたいものです。