【聖書】

ローマ 12.1~12

【説教】「私には何ができるのだろうか」

↓早津牧師の説教 *三角印をクリックすると声が流れます
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雪

 先週の寒波は予報通りの大雪となりました。少しあわてましたが、昨年から、雪国にありながらまとまった雪を見ていなかったので、何か安心したような気分にもなりました。しかし今回は南の西日本でも同時に大雪になったということですから、やはり近年は冬も変調しているのでしょうか。そうとは言え、雪国の雪はごく自然な神の支配の証でもありますから、冬を嫌わず雪国を愛したいものですね。

 自然の変調以上に気になるのは、昨今の人間世界の変調とも言える姿ではないでしょうか。特にトランプ大統領の誕生は台風の目のようです。先ずどんな就任演説となるのかと世界は固唾を呑んで見つめています。何か怖いもの見たさといった興味もあいまって、今全世界の注目を集めています。アメリカの大統領は確かに世界で最も影響力のある重要人物ですが、一人の人物があまりにも注目を集めるのは、世界にとってはあまり穏やかな状況とは言えないのではないでしょうか。大げさかもしれませんが、ヒトラーの再来にならないように、アメリカの良識と世界のために祈らなければなりません。

 方や日本も今、天皇の退位をめぐって改めて天皇家に関心が寄せられています。日本の根幹でもある天皇制のあり方が注目されて、開かれた議論の場となるならば良い機会ではないでしょうか。現天皇は誠実な人柄であることがうかがえますが、宮中祭儀が連綿と盛んに行なわれている伝統のことを知らされると、私たちクリスチャンとしては複雑な気持ちですね。日本の根幹部分で得体の知れない偶像祭儀が依然として重んじられているということをどう考えたらいいのでしょうか。まったく日本の国の深い闇と言わなければなりません。この巨大な闇にどうやって対峙できるのかと考えてしまいますが、聖書においてはクリスチャン一人ひとりは王である祭司と定義されています。一体一人が何ができると考えてしまいますが、まことの神をこそ真の王として戴く者として、自分の置かれた場であくまでも正義と誠実を追求する者となり、まことの王、まことの光を証する者でありたいものです。