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 梅雨明け宣言はいつになるのでしょうか。梅雨明けが待たれるのは、一つには、草の勢いが減ずるようにとの願いですが、一方で猛暑日が続くこの季節には、爽やかな冷気を運んでくれる雨のありがたさについても再発見させられるのではないでしょうか。洪水ももたらしますが、しかし雨の父を信じる私たちとしては、雨のもたらす圧倒的な恵みの面こそ数えたいものです。

雨

 参院選が終わりました。マスコミの予想通り、あるいはそれ以上の自民党の圧勝でした。しかし、数年前の民主党の政権交代のような高揚感も期待感もありません。低調な投票率もそのことを示しているでしょう。しかしこの結果は日本の将来に大きな影響を与えるかもしれない歴史的なものとなりました。

 もちろんその大きな影響とは、心配の方の危機感です。数字の上で絶対的な勝利を得た安倍首相は、持論の憲法改変に向かって突き進むであろうことは大方の予想です。彼はそれを自らの使命にしているからです。かつての小泉首相の郵政民営化などはこれと比べれば、このために選挙をしたなどということが馬鹿らしく思えるほどの、ほとんど子どものようなテーマと言えないでしょうか。しかし憲法改正はこの類ではありません。安倍晋三という人物の思想的確信は固いのでしょう。そして多分彼の政治思想はこれからも変わらないでしょう。そして高い支持率のゆえに、自民党内でも彼にもの申す人はいないようです。ですからこの人がトップにある限り、大きな危機感を持って見張らなければなりません。

 しかしこの危機は日本人の再再生のチャンスでもあります。もう一度戦後と向き合う時、あるいは戦争に至る日本の歴史と向き合うべき時と言ったらいいでしょうか。戦後の急速な経済的発展と順調な繁栄によって、日本人はすべて経済的価値にからめとられて、何も考えない国民になってしまったとも言えないでしょうか。人権も平和も与えられるままで、その価値に向き合わず、すべてお任せ民主主義で平々凡々としていたのです。戦前戦後と向き合い、憲法と向き合うということは、神と向き合うチャレンジでもあります。ことでもあると信じます。
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