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ツユクサ

 2020年のオリンピック東京開催決定の報が日本中を駆け巡りました。賛成派、消極派と二分されるでしょうが、大方は好意的に受け止められています。前回1964年の東京オリンピックが、戦後日本社会にとって、大きな歴史的な意義を刻んだと評されているように、7年後に控えたこの世界的なイベントも、21世紀前半の日本社会に、やはり決定的な影響を与えることになるだろうと言われています。

 賛否両論あるとは言え、この機会が、今いろんな課題の中で立ち止まり、模索している日本にとって、良い意味の刺激となって、より良い社会の形成に役立っていくことを期待したいと思います。特に震災復興が遅れている現実に、良い目標となるように、分けても、原発渦収束に向かって、英知が集中されるように、日本に与えられた7年のタイムリミットが、良い意味で生かされていくことを祈りたいと思います。

 タイムリミットがある、時間が区切られるということは、非情のようでもありますが、人間にとっては大きな恵みの面を持っていると言えるでしょう。際限なく時間があるならば、多分私たちの意識は物事に鈍感になり、計画性などというものとは無縁になり、物事は際限のない先送りとなるのではないでしょうか。もちろん、せかせかと時間に追われる様な人生を神は意図しておられないでしょうが、

 一方で時間に区切られるリズムの中で生きる環境を定められておられるのではないでしょうか。陽が昇りそして沈む中で生活するこの一日のリズムは、当たり前過ぎてほとんど意識しませんが、しかしこのリズムは人間の精神性をどれだけ保っていることでしょうか。一日のリズム以上に大きな意味を持っているのは、人の一生という時間の区切りです。まさにタイムリミットそのものですね。

 聖書には、「事の終わりは、その初めにまさり、・・・死の日は生まれる日にまさる」とありますが、物事の終わりを意識すること、そして終わりから現在を考えることを勧めます。それが現在を生かします。寿命は非情なものではなく、恵みとして定められたものと信じて、それまでの時を生かしたいものです。
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