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↓9月17日の矢代川。左側が決壊箇所
水害

 台風一過、爽やかな晴れの日が続き、秋らしい気配がいっそう深まってきました。くっきりとした山の稜線が、秋山に誘っているようです。

 今回の台風は、教会近くの矢代川に大きな影響を与えました。台風の進路をテレビで確認していると、京都や近畿地方の大雨の状況や、ちょうど台風の中心が熊谷市を通過中であることや、同じ熊谷市の早朝の突風のニュースが報じられていました。兄が熊谷市に住んでいるので、状況見舞いの電話をして、こちらは大丈夫だろうと安心していました。現に、こちらは風も雨もそれほど激しいものではありませんでした。ところが午後になって、矢代川が危険な状況なので、避難勧告が出されました。あれー? と思っている間に、それが避難指示に変わりました。警察や町内の方が回ってきて、有無を言わせず、早く北小に避難してくださいということでした。初めての経験でした。結局、翌朝の解除まで一晩は家に戻れない状況となりました。

 解除後の翌日、矢代川と、その堤防決壊現場を眺めました。矢代川は、近くの橋を毎日渡っているほどの身近な川です。ふだんはほとんど注意しないで通り過ぎていたものですが、改めてこの川を眺めました。そうするといろんなことが見えるものですね。決壊現場は緩やかではありますが蛇行したふくらみのあるところでした。そして取水口があり、確かに決壊しやすい弱点の部位と思われました。その他まだ目を転じると、蛇行やふくらみの箇所のいくつかも気になりました。

 河川管理、確かに大事な仕事ですね。この地域の決壊は約50年振りとのこと、ですから皆さんも50年前の改修で矢代川はほぼ大丈夫と思っていたのではないでしょうか。自然は侮れないものです。日ごろの点検や備えは、無駄のようでもいざと言う時は来るのですね。人生にもまた通ずる教訓です。私たちも、問題や弱点を気付きつつ、目をつむり、考えないようにしていることが多いものです。大丈夫だろうとの先送りが出来ない問題をしっかり見極める知恵と、またそれに対して具体的に行動する知恵を求めたいものです。
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