紅葉が少しずつ下りてきました。教会の庭ではナツツバキとコマユミです。マユミの赤は紅葉の王様のようで、断然秋に輝く存在ですが、ナツツバキは三拍子四拍子も揃った樹木に思えます。初夏の花と秋の紅葉、そして樹形の素晴らしさもあります。さらに山に沢山自生して庶民的なところでしょうか。ちゃんと眺めてあげたいものですね。


チャペルコンサート

 さて今年のチャペルコンサートはいかがだったでしょうか。今回はいわゆるバリバリ?のゴスペルでした。私の世代では少し元気過ぎてついていけないという気もしないではありませんが、しかし印象に残ったのはメンバーの皆さんの大きな笑顔いっぱいの賛美でした。特に一人の人の笑顔は魅力的でした。どこからその表情が出てくるのか全く不思議な別人種にさえ思えました。確かに「顔は口ほどに、いやそれ以上にものを言い」ですね。聖書にはいつも喜んでいなさいとありますから、自分にはちょっと、などと距離を置かずに、学ぶ必要がありますね。

 話題は変わりますが、コラムニストの天野祐吉さんの死が報じられました。その人誰?と知らない方も多いかもしれませんが、私も2、3年前位から知っただけです。朝日新聞で毎週1回、「CM天気図」というコラムを担当していました。私は「天声人語」をチェックしていますが、それ以上に天野さんのコラムを楽しみにするようになりました。筆から伝わってくる印象は、全くの健在振りでしたから、80歳とは言え、とても惜しまれます。人生のモットーは「楽しく遊ぶ」ということだそうですが、そのコラムはユーモアと楽しさがありました。でも中身は鋭い文明批評でした。少年が、あるいはどこにでもいるおじいちゃんが、素朴に政治と文化に疑問を投げかけるスタイルで、表現は全く庶民的でした。石原慎太郎的おじいちゃんの対極にあるようなおじいちゃん、こんな人が日本に何人もいたらどんなに心強いことかとエールを送っていました。

 人は自分を偉そうに表現するものですが、先のゴスペルの笑顔と、天野さんの謙遜なユーモアに学びたいと思いました。
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://araiheavensgate.blog.fc2.com/tb.php/48-3c66ffe1