もみじ紅葉

 少しずつ葉が落ちて殺風景が進む中、平地の紅葉が今盛りです。赤、黄、だいだい等、やはりこの色合いは人間業ではありませんね。春の新緑と共に、願わくはこの時期の色合いもまたこのまま止まって欲しいと思わせられます。しかし葉が落ちた景色の中で私たちを励ますものがあります。小鳥たちは、葉が落ちていかにも寒々しい尖った木の枝で、悠然としているようです。冬が秒読みですが、私たちの心身にも温かい羽毛が生えて冬を楽しめるようでありたいものです。

 フィリピンの台風惨禍の報道が続いています。地球の台風街道に立地して慣れているとは言え、今回は最大級とのことです。今一番緊急の支援を必要としている状況下、思うようには届かないもどかしさを世界が注視していますが、その中でも子どもたちの笑顔や、現地の人々やボランティアの奮闘等、希望の光も報じられています。

 確かに人類はこれまでもそうであったように、これからも様々な難題を乗り越えていかなければならないものですね。私たち宗教人にとっては、いつもながら一体神は何をしているのか?との問いの前に立たされるわけですが、私たちの拠り所は、それでも神の恵みは人類とこの地球を覆っており、それが希望の源だと伝える聖書のみことばです。ダビデは、「まことに、私のいのちの日の限り、いつくしみと恵みとが、私を追って来るでしょう」(詩篇23・6)と神への信仰を告白しました。聖書中最も慰めに満ちた大胆なみことばの一つです。このダビデの信仰こそ、全人類を招く神の約束であると信じます。ここでダビデは全人類を代表して神の前に立っています。何故なら彼は神の恵みと祝福に値する特別な善人ではなく、人類を代表する一人の罪人に過ぎないからです。それでも神の守りと祝福は取り去られることはない、いやそれどころか、神はあなたを恵もうとして追いかけているというのです。私たちはこの不安定な天変地異の世界、またそれぞれの困難な人生で何を見るかを問われています。不安定に見えるからこそ、恵みの神とその希望のみことばへの信仰に招かれているのです。
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