2013-12-04柿

 良くない天気予報のわりには、このところけっこう日が照って、得をしたような日が続いています。年内12月はこんな調子で穏やかに推移してくれるなら、降雪期間がそれだけ縮められるのでありがたいですね。

 天気の穏やかに比して、国会は穏やかではありません。秘密保護法案が参院において強行採決されようとしているからです。先回も書きましたが、新聞の論調と各界の反応は、この法案に対する不安と反対が圧倒的です。修正賛成派さえ、採決を急ぐことに疑問と反対の声を上げています。これだけ問題視されているのに、なお自民党が採決しようとするなら、それこそ完全に民意を無視しての狂気の沙汰と言わざるを得ません。倍返しならぬ100倍返しを願ったとしても当面選挙は数年先ですから、その間になおこの政権は今の道を突き進むであろうと思うと、やりきれない思いです。鍵を握るのは政権幹部であり、与党議員なのです。少なくとも慎重審議のために声を上げる人々の声さえ聞こえてこないのはどうしたことでしょう。若手もさることながら、ここは経験のある年配議員の出番だと思うのですが、期待される良識派も安倍首相の顔色を見ているだけなのでしょうか。

 これから憲法改正さえ危惧される中にあって、国民全体が正念場でもあります。今法案の問題意識が共有されて、国民力が成長していくことを祈らなければなりません。つくづく政治の難しさも考えさせられます。往々にして国民全体の思いよりも時の政治権力というものが重大な決定をしていくからです。あるいは巨大化していく国家の中にあっては、どうしても国民の思いが専門の政治家任せになってしまうということです。その結果先の大戦のように、後になって権力の暴走を嘆くことになります。権力を持つ政治家の資質のために祈らなければなりません。それと同時に政治家を生み、育てる国民力とでもいうもののレベルが成長していくべきなのでしょう。

 巨大な国家の中にあっては、自分ひとりが一体何になると考えてしまいますが、でも神の前ではいつも自分の価値観が問われていることを覚えたいと思います。
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