FC2ブログ
白鳥

 先日10日は聖書学院の卒業式でしたが雪の中でした。学院に向かう途中、柿崎線の田んぼには、沢山の白鳥の群れが出現し、極寒の冬に戻ったような雪を楽しんでいるようでした。それでもいよいよ今週は温度が上がるようです。松山の梅はどんなだろうと楽しみです。

 11日は東北震災の3周年を記念する報道が続きました。改めてこの時期の寒さとの戦いであったことも知らされました。広範囲の大災害ゆえ、復興はなかなか進みません。人々の暮らしと地域のあり方が深く関わっているため、計画の青写真を描く段階で足踏みが続き、具体的な予算執行にまで至れない状態とのことです。確かに人の住む町は物を作るように大量生産はできません。時間との戦いでもありますが、でもただコンクリートで物を造るような粗雑なものでないようにと願わされます。

 さらに深刻なことは福島県の状況です。放射線禍が深く覆っているからです。3年前、日本中が福島第一原発の事故映像に釘付けになりました。でも多分その時点では、国民の多くはそれほど深刻に受け止めていなかったのではないでしょうか。原発の安全神話とともに、私たち国民のほとんどは原発に関して無知であったからです。私もその時点で、きっと福島は速やかにうるわしい地に再生するだろうといったような文章を書きました。しかし今の現状を見れば、無知の故の楽観であったことは明らかです。

 と同時に国民は原発について大きく目を開かれました。今はもう誰も安全だとは思っていないでしょう。どんなに政府が情報を制限しようが、もうその危険な実態と廃棄物処理のほとんど絶望的とも言える難題は隠しようがありません。それなのに政府は、喉もと過ぎればの如く、再稼動しようとしています。電力会社と政府の無責任な先送り感覚は、一般の国民からは大きくずれています。新聞に、「総理、福島に別荘どうぞ」という意の川柳がありましたが、その通りですね。4年目の震災復興と共に、憲法解釈問題、原発問題に、国民の良識が反映されて、健全な前進の年となるように祈りましょう。
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://araiheavensgate.blog.fc2.com/tb.php/91-80ef90a0